生まれてからすでに数々の国内線のフライトを経験した娘。
0歳で10回、1歳になってからはなんと14回。
私の飛行機デビューは4歳だったのに、娘の搭乗回数を数えたら多すぎですよね。
飛行機に乗る理由は、主にお互いの実家に帰省するため。
お盆やお正月は、私と2人きりで実家に帰ったり。(乗り継ぎで帰ることもしばしば)
娘は飛行機に慣れすぎて、機内に入ったらテンションアーーーップ!
0歳や1歳前半の時は、機内でよく寝てくれていたので親としても助かっていました。
でも1歳後半にもなると、そう簡単に寝ないし騒ぐし叫ぶし…私のHPは削られるばかりです。
今回はイヤイヤ期に突入した1歳児とのフライトで対策したこと、私の体験談を赤裸々にお届けします。
- 1歳2歳児と今度飛行機に乗るが、何を準備すればいいか知りたい
- 1歳2歳児と飛行機に乗った体験談を知りたい
空港で働いていたころ、『飛行機に乗りたくな~い』と搭乗口で泣き叫んでいる子どもを見て、親も大変だな…と思いながら話しかけたこともありました。
「飛行機怖くないよ~」「機内で何かもらえるよ~」など話しかけても、嫌なものは嫌ですよね。
結局、親に抱っこされて叫びながら機内に入っていきました…。
私は子供が1人なのでまだどうにかなりますが、赤ちゃんや小さな子供を2~4名連れて飛行機に乗っている人を見かけると、心から頑張れとエールを送りたくなります。
子だくさんママ、パパ、すごい、凄すぎるよ。

空港で10年以上働いてたので、飛行機についてはお任せあれ!
子連れフライトを乗り切ろう!
0歳までの体験談はこちら
1歳2歳児と飛行機に乗る事前対策


子供と飛行機に乗る際、何が心配ですか?
多くの親は、
子供が騒いで周りに迷惑をかけないか心配
と答えると思います。
つまり機内で大人しく座って過ごしてもらう対策が必要と言うですよね。
1歳後半や2歳児にもなると、活動量も増えて大人しく座ることが難しくなります。
それに子供と飛行機での移動に慣れていない人は、何を準備したらいいか分からないですよね。
そんな子連れフライト初心者に、まずは私がどんな持ち物を持ち込んだかご紹介します。
- おむつ
- おしりふき
- おむつゴミ袋
- ビニール袋
- 手拭きシート
- 着替え(2着)
- 母子手帳
- ストローマグ
- お菓子
- おもちゃ
私は1歳2か月で断乳をしたため、授乳に必要なものは持ち込みをしなくなりました。
母子手帳は、旅行をする時には毎回持って行きます。



子供の保険証と母子手帳は、念のため持参しましょう。
持ち物の中でも、お菓子とおもちゃは毎フライト工夫しています。
お菓子は数種類準備する


子供ってお菓子を食べている時は、大人しく過ごしてくれますよね。
娘は自分でお菓子を選ぶので、ジップロックに3種類のお菓子を入れて選んでもらっています。
1つ1つ親がお菓子を出すと、まだあるよね?もっとくれ~と騒いでカバンをひっくり返すので、最初からお菓子はこれしかないと見せることにしました。
視覚的にもお菓子の数がわかるので、娘には効果大!
もしもの為にジップロック以外にも、ジュレや娘の大好きな干し焼き芋などカバンの奥底に潜めていますよ。



今度から可愛い巾着に入れて持ち歩こうかな!


お気に入りのおもちゃと、新しいおもちゃを用意する




機内に持ち込むおもちゃは、音が出なくて机の上で遊べるものを選んで持っていきます。
毎回機内に持ち込むものは、小さいサイズの絵本とシールブックです。
ダイソーはシールブックの他にも迷路やぬりえなど、子供向けのグッズも多いので重宝しています。
そして定番のおもちゃの他に、毎回新しいおもちゃを持っていきます。
今回はプッシュポップをもらったので機内で初めて出しましたが、集中して遊んでくれました。
次のフライトでは、水ぬりえを購入しようかと考え中!


最近の子供は、機内でタブレットを見ながら大人しく過ごしている子が多いですね。
私の娘も動画を見ていると大人しくなるので、最終兵器としてスマホを見せています。
特に離発着時には暴れないように、動画を見せることが多いですね。



今後はタブレットや知育パットの持参も要検討していかないとな。


機内で使うものを1つにまとめる
機内に持ち込む荷物の中でも、機内で使わないものもありますよね。
絶対に使うであろうものは1つにまとめて、すぐに取り出せるようにしました。
大きなカバンは上の収納棚に入れて、必要な物だけを足元に置くということもできます。
あらかじめ飛行機に乗ることを伝える
2歳近くになると、親の言っていることが理解できてきます。
我が家の場合、あらかじめ『飛行機に乗って○○へ行くよ』と伝えています。
娘は空港に行くと、「飛行機に乗りたい、保安検査場に連れていけ‼」と訴えるほど、飛行機が好きなので喜びます。



娘は『飛行機=ジュースが飲める』という思考回路になり、乗りたいと言っている気がする。
飛行機の時間帯や座席にこだわる
ベストの時間帯は、お昼寝時間と重なる時間帯を予約することです。
1日に何便も飛んでいる路線の場合は、お昼の時間帯を選んでいます。
座席も自分の好みの席をあらかじめ予約をしています。(後方の通路側が好み!)
子供連れに人気なのは後方席なので、急いでいない人は後方席がおすすめです。
また足元が広いスクリーン前(前が壁の席)も人気ですが、荷物を収納棚にいれる必要があります。
子供がぐずったタイミングでお菓子やおもちゃをあげられない場合もあるので、イヤイヤ期の子供連れにはスクリーン前の席(前が壁の席)はおすすめしません。
温度調整しやすい服装にする
飛行機の機内温度は、22度〜26度くらいです。
路線により温度を変えることもあります。
寒かったり暑かったりと、温度に合わせて着脱できる服装があったら便利です。
ブランケットで調整もいいですよね。
イヤイヤ期の場合、些細なことでも爆発することになるので、服装で不快感を与えないよう準備をしましょう。



親は汗だくになるから、薄着でもよさそう!
イヤイヤ期の娘との搭乗体験
イヤイヤ期の子供と飛行機に乗る予定の皆さん!
覚悟を持って飛行機に乗ってください。
事前準備をしっかりしても、大変な時は大変です。
我が家も1時間半の国内線フライトでしたが、飛行機に乗る前から大変でした。
今回は、1歳11ヶ月で飛行機に乗った時の様子をまとめました。



夕方のフライトなので、お昼寝後に搭乗です。元気いっぱい!
イヤイヤ期の娘の様子
- 昼寝は、昼食後に1.5時間~2時間程度
- 声が大きく、意志がはっきりする
- 親の言葉はだいぶ理解していて、発語もあり
- 人見知りをしつつも、誰にでもすぐバイバイとする
1歳半をすぎたころから、イヤイヤ期が到来した娘。
「嫌よ~」が口癖で、自分の思い通りにならないと物を投げたり、キーキー声で癇癪を起したり。
これは飛行機でご機嫌に過ごしてもらう工夫が必要だぞと気合を入れるも、早々に撃沈。
そんな搭乗当日の流れと工夫したことをご紹介します。
空港には1時間半前に到着する
空港に着いたら荷物を預けて、早々に保安検査を受けて搭乗待合室に行きました。
機内のトイレは狭すぎるので、毎回搭乗前にオムツを交換しています。
その後は保安検査場内を散歩しつつ、飛行機を見て待っていました。
すると、まさかのここでイヤイヤ発揮‼
駐機する飛行機に乗りたくて、でも予約の飛行機ではないので乗れないと伝えると、怒って床にゴロンとしました。



飛行機に乗る前からこれかよ…


事前改札をしなかった
小さなお子様連れの場合、飛行機に乗りこむ際に他の人よりも先に入れる事前改札を利用することができます。
夫は事前改札で先に入ろうとしましたが、私は断固拒否!
事前改札は出発時刻の15分~20分前からスタートします。
先に入るということは、それだけ機内にいる時間が長くなるということ。
たった15分かもしれませんが、娘と一緒に座るのは私。
パワー全開の娘が大人しく座っているはずがありません。
飛行機が出発する前に、用意したお菓子がなくなる可能性もあります。
そのため、ある程度の人数が搭乗した後に機内に入りました。



当日の子供の様子を見て、先に入るか決めてもいいですね。
あらかじめ周囲に謝る
いつ癇癪を起こすかわからないので、周囲に先に謝るのも手ですよね。
今回は隣の席も前の席も空席だったのでなにもしませんでしたが、満席便に乗った時はあらかじめ一言伝えるようにしています。
特に前の席の人は、蹴ってしまう可能性があるので一言伝えておいた方が穏便に過ごせるかも!
おもちゃは小出しにした
持ち込んだおもちゃは小出しにしました。
まずはシール遊び、ドリンクサービスとおやつタイム、絵本を読む、新しいおもちゃで遊ぶという風に過ごしました。
大人しく遊んでくれるのですが、時々大声で「パパ!!」「キャーー」と叫んだりと親もびっくりするぐらいの声量で叫んでました。
席の上でピョンピョンと跳ねたりと、まーとにかく元気でした。
飛行機のエンジン音がうるさいとはいえ、さすがに大声すぎでしたね。



テンション爆上げだった
ドリンクサービスで大興奮する
娘は『飛行機=ジュースが飲める場所』と認識しているので、早くドリンクサービスが始まらないかとCAを監視しています。
そしてドリンクサービスが始まると、早くジュースが欲しいと私に訴えてくるんです。
自分の番が来るまで、椅子の上に立つし「ジュース、ジュース!」と大声で待っています。
ジュースもおかわりが欲しいと言い、毎回私のジュースをあげたり、追加でもらったり。
ジュースはご褒美やお出かけの時にしか与えていないので、ジュースへの執着がすごいです。



機内のストローは紙ストローだから、最後は噛んで飲めなくなってしまうことが。
ストローを2つもらうか、プラスティックストローを持参するがいいかも!
シートベルトサインが点灯中の対策
今回のフライトは隣が空席だったので、シートベルトサインが消灯時は娘を空席だった席に座らせました。
しかしシートベルトサインが点灯中は、私か夫が抱っこをしないといけません。
ま~動きたい時期なので、膝の上に大人しく座ってられるのはせいぜい15分くらいでしょうか。
私の膝の上から脱出をしようとするので、シールを前の席に貼る遊びをすることに。
ダイソーのシールは貼ってはがせるので、助かりました。
あとはスマホで動画を見せてなんとか乗り切りました。



あ、降機時にシールはキレイにはがしたよ!


また離発着時は耳抜きが必要です。
娘も耳に違和感を感じたみたいで一瞬グズグズしましたが、水を飲ませたらなおった様子でした。
子供が起きている場合は、耳抜き対策を忘れずに!



子供の場合、何か食べるか飲むかで耳抜きができることが多いよ。
まとめ:『機内でイヤイヤされない対策をしても、イヤイヤするときはする』


今回は、1歳2歳児のイヤイヤ期と飛行機に乗ることについてお話ししました。
飛行機デビューがイヤイヤ期と重なると、心配になりますよね。
事前にしっかりと準備していると、思ったよりもイヤイヤされずに過ごせます。
私のイヤイヤ期対策
- 座席にこだわる
- 機内で必ず使うものはひとつにまとめる
- 飛行機に乗る前にオムツ交換をする
- 耳抜きをする
- お気に入りや新しいおもちゃを与える
- おやつを与える
- 飛行機は楽しい乗り物だと伝える
「飛行機でジュースをもらえるよ」「新しいおもちゃがあるよ」など、とにかく飛行機乗れば嬉しいことがあるという認識を持たせたら、飛行機が嫌で泣くことは少なくなると思います。
よく見かけるのが、耳抜きが上手く出来なくて泣いている子です。
離陸と着陸時は、意識して子供に飲み物や食べ物を与えてくださいね。
また子供がぐずったら、機内を歩かせたりギャレーに行くのも全然ありですよ!景色が変わると落ち着く子供もいますしね。
初めてのフライトで不安な場合、CAに一言伝えておいてもいいかもしれません。
そうそう、娘は飛行機で靴を脱いで座席下に置いていたのですが、着陸の衝撃で通路側にコロコロと行ってしまいました。
子供の靴はビニール袋などに入れて置いておいた方がいいと学びました…。
皆様もお気をつけて!
飛行機は必ず着陸するので、数時間のフライトと思い一緒に乗り切りましょうね。



今回、機内ではグズグズはしなかったものの元気いっぱいでテンション高くて大変だった。