赤ちゃん連れのフライトって、毎回大変ですよね。
赤ちゃんは泣くのが仕事と言うけれど、出来れば機内では泣き叫んで欲しくない。
そのために親は、事前準備を念入りにします。
でも一括りに『赤ちゃん連れ』と言っても、0歳児と1歳児では準備する内容も違いませんか?
また0歳児と一括りにしても、首が座っているのか、一人でお座りできるのか、歩けるかなどで機内での様子も全然違います。
今回は、元航空会社勤務で飛行機に乗り慣れている私が、
0歳児の赤ちゃんを連れて飛行機に乗った経験談を月齢ごとにご紹介します。
- 0歳児と飛行機に乗った体験談を知りたい
- 0歳児と今度飛行機に乗るが、何を準備すればいいか知りたい
娘の初フライトは、生後2ヶ月。
その後も飛行機に乗る機会があり、娘は0歳児にして4往復、乗り継ぎ便も含め回数にすると計10回の搭乗経験があります。
娘も成長していくので、機内での過ごし方も毎回変化していきました。
搭乗時の娘の月齢
- 生後2か月
- 生後5カ月
- 生後7カ月
- 生後9カ月
娘と2人きりで満席便の飛行機に乗って帰ったり、機内で娘の相手もせずスマホゲームばかりしている夫にイラっとしたエピソードも含めて、私の体験談をお届けします。
楽しんで読んでください!
初フライトは生後2カ月
子供の初フライトは生後2ヶ月後半でした。
里帰り先から今住んでいる場所に戻るフライトです。
赤ちゃん連れの飛行機の予約方法や、初フライトの様子は別の記事にあげています。
娘が生まれてから1歳になるまでの間に利用した航空会社は、
JAL、ANA、エアドゥの3社です。
どの航空会社のCAも、お子様連れにとても優しく接してくれて助かりました。
各航空会社の皆様大変お世話になりました。
これからもお世話になります!
0歳と搭乗する際、機内に持ち込んだもの
次項から月齢ごとのフライト体験談を載せていますが、共通して機内に持ち込んだお世話グッズはこちらです。
この他に月齢ごとに合わせて、色々と持ち込みました。
- おむつ
- おしりふき
- おむつゴミ袋
- おむつ替えシート
- 手拭きシート
- 着替え(2着)
- ガーゼ
- 授乳ケープ
- 母子手帳
- 抱っこ紐
娘は母乳で育っているので、ミルクグッズは持ち歩いていません。
また母子手帳は、旅行をする時には毎回持って行きます。
普段は子供の保険証と医療証のみ持ち歩いてます。
義実家へ!生後5カ月
娘が生後5ヶ月の時、義実家に行くために飛行機に乗りました。
往路は午前中のフライトを選択し、義実家に向けて出発です。
生後5ヶ月頃の娘の様子
- 首がすわり、うつ伏せマスター
- お座りも短時間なら支えなしで可能
- 離乳食は1回食を開始したばかり
- 母乳育児で、授乳間隔は3時間おき
- 日中の睡眠は午前寝、午後寝、夕寝
- まだ人見知りもせず、ニコニコ
離乳食を開始したばかりでしたが、2泊3日の義実家滞在中は離乳食を一時中断しました。
当時は人見知りもしない時期だったので、初対面の義両親とも仲良く遊べていました。
その後人見知りが始まり、1歳の時は義両親を無視してました。
機内に持ち込んだもの
基本の持ち物以外に機内に持ち込んだグッズはこちらです。
- 絵本
- ストローマグ
機内で絵本の貸し出しサービスがある航空会社もありますが、娘はまだ何でも噛んでしまうので、自分の絵本を持ち込みすることにしました。
娘は、じゃあじゃあびりびりの絵本が大のお気に入り!
持ち込みしやすいサイズなので、赤ちゃんとの旅行にはぴったりですよ。
また離乳食開始と同時にマグデビューをしました。
試しにストローマグを使ったところ、上手に飲めていたので機内にはストローマグを持ち込みしました。
機内で耳抜きをする際は、マグで麦茶を飲ませましたよ。
圧を抜くのを忘れたので、開けた瞬間麦茶が出てきて濡れました・・・。
空港や機内での様子
往路は午前中のフライト、復路は午後のフライトを選び、娘のお昼寝時間に被せました。
授乳とおむつ交換をするために、空港には1時間半前に到着です。
空港に着いたら別行動!
夫はお土産選び、私は娘のお世話です。
そして機内で寝てもらうため、空港内では娘を起こしておきました。
当時の娘は抱っこ紐に入れてゆらゆらすると眠りにつくことが多かったので、搭乗時刻の20分前くらいから寝かしつけ開始。
そのまま往復共に機内では寝てくれたので、私は抱っこ紐をしたまま着席をして過ごしました。
復路は途中で目が覚めましたが、泣き叫ぶこともなくご機嫌でした。
座席は往復共に、後方の並び席をを選びました。
隣も空席だったので、娘が起きた時に座らせて絵本を読んだりとお世話をしました。
この頃は、よく寝てくれるし飛行機の移動も苦じゃなかったね。
夫にイラつくこともなく、私も穏やかに過ごせたわ。
年末フライトの生後7カ月
年末に北海道の実家に帰省するため、
初めて娘と2人きりで飛行機に乗りました。
しかも今回は、色々とあって乗り継ぎフライトを選択することに。
今住んでいる場所→羽田、そして羽田→北海道の長旅です。
生後7ヶ月頃の娘の様子
- 支えなしでお座り可能
- 人見知り発揮
- 母乳育児で、授乳間隔は3〜4時間おき
- 離乳食は、午前・午後の2回
- 日中の睡眠は午前寝、午後寝
人見知りが始まっていて、抱っこをしていないと泣き出します。
おむつ交換も一苦労でした。
機内に持ち込んだもの
基本の持ち物以外に機内に持ち込んだグッズはこちらです。
- ストローマグ
- ベビーフード
- おやつ
- おもちゃ
空港内で離乳食をあげようとベビーフードを持参しましたが、娘はあまり食べてくれず。
機内で大好物のハイハインを食べて過ごしました。
おもちゃは音が出なくて持ち運びに便利なものを購入し、機内で初めて見せました。
空港や機内での様子(往路)
往路はJALを利用しました。
羽田までのフライトは抱っこ紐で寝かしつけ後、よく寝てくれました。
機内もすいていたので、隣席も空席でラッキー。
そして羽田空港到着後にベビーカーを借りましたが、乗るのを拒否。
必死に乗せようと試みるも、泣いて抜け出そうとするので諦めました。
荷物のみベビーカーに置いて空港内を移動です。
羽田空港など大規模空港は、赤ちゃん連れの移動は大変。
荷物を持ってくれる人がいない場合、ベビーカーを借りて荷物だけでも置いて移動する方がラクですよ。
荷物+娘を抱っこだと肩が痛い!
サクララウンジへ
授乳とおむつ交換後は、サクララウンジに入ってみることに。
本当はフライト時間までサクララウンジ内の椅子でゆっくりしたかったです。
でも赤ちゃん連れのため、泣き叫んだら迷惑だと思いラウンジ内にあるこどもラウンジに逃げました。
こどもラウンジ内には、ミッフィーのブルーナボンボンがあったので娘をのせてみましたが、案の定大泣きされてしまいました。
初めての場所でママから離れてしまったことに不安が爆発してしまったみたい。
ごめんよ…
満席便に搭乗
羽田から先は満席便でした。
帰省ラッシュの12月末に乗ったので、混雑することは想定内です。
それでも隣の席の人に迷惑かけないか心配と緊張でした。
座席は1番後ろの通路側席を予約。
隣の人は、強面のおじ様!
お願いだから、機内で泣き叫ばないでくれよ〜
肝心の娘は、空港内でずっと起きていたので機内に入る前に寝てくれました。
そして着陸前に目が覚めて、しばし強面のおじ様のことをずーっと見つめる娘。
やめて〜そんなにおじさんのこと見つめないで〜!!!
おじ様も、そんなに見つめられたら気になりますよね。
強面でしたが、娘にニコッと笑ってくれて私の緊張もほぐれました。
優しい人で良かった!
空港や機内での様子(復路)
復路はエアドゥ×ANAの飛行機でした。
Uターンラッシュを避けたので、ガラガラの機内です。
機内でどうしてもトイレに行きたくなってしまい、CAに娘をお願いしてトイレに駆け込みました。
案の定、娘は大泣きしてましたけどね。
エアドゥの飛行機は朝寝の時間帯だったので、よく寝てくれました。
羽田で乗り継ぎする際は、ベビーカーを借りて移動です。
羽田空港では、娘に授乳とバナナを食べさせて、次の飛行機に搭乗しました。
機内でグズグズし授乳をする
寝るかなぁ〜と期待しましたが、全然寝ない!
つかまり立ちをしたりと、とにかく落ち着きません。
座席は1番後ろの2名掛けの窓側を指定しました。
隣は空席で一安心。
2席分使わせてもらいましたよ。
そして羽田空港で授乳をしたのにもかかわらず、グズグズして泣くので機内で初めて授乳をしました。
窓側に移動して、授乳です。
周りに人がいなくてよかった〜!
授乳後は抱っこ紐にいれて後方ギャレーをお借りしてゆらゆらしたら寝てくれました。
母はしばし休息で、持参したおにぎりを頬張りました。
飛行機体験記事
落ち着かない生後9カ月
また義実家にいくため、飛行機に乗ることになりました。
だんだんと起きている時間が増えて、そう簡単に寝なくなりました。
生後9ヶ月頃の娘の様子
- 伝い歩き、手を離して立てる
- 相変わらず人見知り
- 母乳育児で、午前寝、昼寝、夜寝前+夜間の1日4〜5回
- 離乳食は、3回食
- 日中の睡眠は午前寝、午後寝
離乳食は3回食になり、義実家ではお粥やベビーフードを食べさせました。
相変わらず人見知りはするものの、人に興味が出てきた様子。
他人をじーっとみて、目が合うとニコッと愛想を振りまくようになりました。
機内に持ち込んだもの
基本の持ち物以外に機内に持ち込んだグッズはこちらです。
- ストローマグ
- おやつ
- おもちゃ
娘はスマホで、自分の動画を見るのが大好きなんです。
機内にはおもちゃを持参しましたが、それよりもスマホを見せろーと甲高い声を出すので、動画を見せました。
娘との飛行機移動にも慣れてきたので、最小限のものしか持ち歩かなくなりました。
空港や機内での様子
1時間弱のフライトでしたが、往復共に機内で起きていました。
じっと膝の上に座ってるのが嫌らしく、動く動く!
基本は私が娘を抱っこしてましたが、1人じゃ耐えれないため夫にバトンタッチをお願いするも、
今ゲームしてるから、無理だよー
と、拒否されました。
イラっとしたので、娘を無理やり旦那の方へ預けましたよね。
すると娘は夫のスマホで自分の動画を見たいのに見せてくれないので、ギャーギャー叫んでいました。
さすがにうるさかったので、夫もゲームを中断して娘の相手をしてくれました。
その他にも客室乗務員の動きが気になるのか座席につかまり立ちをして、後方ギャレーを見ていました。
客室乗務員も手を振ってくれたりと忙しい中娘の相手をしてくれました。
そんなこんなで約1時間のフライトでしたが、とにかく元気に動きっぱなしでした。
そして着陸後に寝てました。(もっと早く寝てほしかった!)
まとめ:『月齢が上がるにつれて、飛行機移動が大変になる』
特に1歳前後は、
とにかく動きたい!抱っこいやだー!
の赤ちゃんが多いですね。
生後半年までは、睡眠をコントロールすると機内で寝てくれたので親としても助かりました。
成長するにつれて体力もついてきて、こちらが寝かしつけしようにも眠くないときは寝ません。
月齢が上がるにつれて、赤ちゃん連れの飛行機移動が大変になる!
動画を見るのが好きな子供が多いので、移動時だけ見せる作戦もありですよね。
周りの子連れ家族は、高い確率で動画を見ていたりゲームをしていました。
あからじめ動画をダウンロードしていれば、機内でも見れますしね!
今後、iPadが必需品になるのかな?と思いました。
でも他の遊びもしてもらいたいので、塗り絵やシール遊びができるようになったら機内に持ち込もうと考えています。
飛行機はいつか必ず着陸します。
今後赤ちゃん連れで飛行機移動を考えているパパママさん、数時間のフライト頑張りましょう!
もう家族で飛行機に乗るときは、娘優先だからね。
ゲームばっかりしないでよ?
ゲームするよ~ん!ゲーム大好きだよ~
スマホ取り上げるからね!
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