飛行機に乗る際、ちょっとした小腹対策にゼリーを持ち込みたいと考えたことはありますか?
早朝便のため、朝食をとる時間がなくエネルギーチャージにinゼリーを持ち込んで機内で飲みたい場合や
子供のお菓子としてゼリーを持ち込みたいと思うことがあるかと思います。
飛行機にゼリーは持ち込んでもいいのかな?
と、不安になっているそこのあなた。
今回はこの疑問にお答えします。
- 国内線の場合、ゼリーは機内に持ち込み・または預けることが出来るのか
- 持ち込む時の注意点はあるのか
国内線と国際線では、規定が異なります。
ゼリーは手軽で子供や大人にとっても人気の食品ですが、液体として分類されるため、持ち込みに制限がかかる場合があります。
ここでは、国内線におけるゼリーの持ち込み規制について詳しく解説します。

空港勤務歴10年以上の筆者がお答えします。
飛行機にゼリーは持ち込める?


まず国内線の場合、飛行機にゼリーは持ち込みも預けも可能です。
預ける荷物に入れても良し、機内で食べるようとして持ち込みの荷物と一緒に持ち込んでも良し。
ゼリーの種類も、パウチタイプ、小分けタイプ、容器に入ったタイプなど様々ですが、どのタイプでも問題ありません。
一方で国際線の場合、ゼリーは液体とみなされるため100mlを超える場合は手荷物として持ち込めません。
100ml以下の場合は、透明な袋(ジップロックなど)に入れて持ち込み可能です。



国内線は、ゼリーはOK。
国際線は、制限あり!
国内線利用時も透明な袋にいれるべき?
国内線利用時は、透明な袋にいれる必要はありません。
しかし他の荷物に圧迫されてゼリーの中身が出るなどの心配がある場合は、何かしら袋に入れて持ちこんだ方が安心です。
国内線の場合、ゼリーは持ち込みと預けどっちがいい?
お土産でゼリーを購入することもあるかと思います。
瓶に入っている、柔らかいなど割れやすいゼリーは機内に持ち込みましょう。
ただし機内に持ち込める手荷物には限りがあります。
お土産が大量になったり、荷物のサイズがオーバーするものは貨物室に預けることになるので、注意が必要です。
ビニール袋に入れ服にくるんで梱包をしっかりして割れない、こぼれないようにしましょう。
また保冷剤に関しても、ソフトタイプ(一般的なゲル状の保冷材) 、ハードタイプ(レジャー・キャンプ用)ともに機内持ち込み、貨物室に預けが可能です。
預けて崩れても補償はない
きちんと梱包しても、振動でゼリーの形が崩れたりすることがあります。
そうなった場合、残念ながら補償はありません。
大切なものは機内に持ち込んでください。
ゼリーを持ち込む際に注意点
国内線はゼリーの持ち込みが可能ですが、機内で食べたり収納の際の注意点をまとめてみました。
足元に収納するか、上の収納棚にしまう
飛行機の機内に持ち込んだゼリーは、足元のスペースに収納するか上の収納棚にいれることになります。
ベルトサインが消灯時は手に持っていてもいいですが、基本的には収納することになっています。
座席上の収納棚は他のお客様も使います。
離発着や揺れの影響で、他の荷物に潰されることもあります。
瓶など割れやすいものは、梱包をしっかりしてから収納するのがベストです。
食べる時の注意点
機内でゼリーを食べる時は、こぼれないよう注意が必要です。
特に機内は気圧差があるので、開ける時にゼリーがこぼれてしまうことがあります。
特に子供がゼリーを食べる時は、注意しながら開封しましょう。
パウチタイプは、吸い口が小さいのでゼリーがこぼれにくいので機内のお菓子としておすすめです。



私は旅行時にパウチタイプのゼリーを持参しているよ。


まとめ:『国内線は飛行機にゼリーの持ちこみOK』


国内線の場合、ゼリーの種類に関係なく飛行機の中に持ち込み・貨物室に預け共に可能です。
国際線の場合は、100mlあるかないかで機内に持ち込み・預けが異なります。
機内で食べる用として持ち込む場合は、梱包をしっかりしすぎる必要はないかと思います。
しかしお土産にゼリーを買った場合、型崩れの心配もあるので梱包はしっかりしてください。
今回はゼリーの持ち込みについてまとめましたが、他にも杏仁豆腐やヨーグルトなども同様の取り扱いです。
小腹が空いたときに食べることができる食品は、機内でも大活躍です。
個人的には飛行機に乗る際は、パウチタイプのゼリーがおすすめです。
この記事の情報を活用し、楽しい空の旅をしてくださいね。
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