2歳児とエアドゥ搭乗体験記。子供連れのサービスなどまとめ

私の地元に帰る際、北海道の翼『エアドゥ』にお世話になることがしばしば。

我が娘はすでに2歳半が過ぎ、そろそろ座席を要する幼児になります。

膝の上で抱っこしてエアドゥに搭乗するのはもう最後かなと思い、今までエアドゥに乗った際に経験した子連れサービスや赤ちゃん連れの対応などをまとめてみました。

エアドゥには、どんな赤ちゃんや子供向けのサービスがあるか知りたい人、

座席は狭いのか、ベビーベッドはあるのかなど、

これから小さな子供を連れてエアドゥに搭乗予定の親御さんのお役に立てますように。

ここでは、航空会社を区別するために以下の用語を用いています。

AIRDO(エアドゥ)ってどんな会社？

エアドゥは北海道を拠点とした地域密着型航空会社で、北海道の各地と本州・九州と結んでいます。

ANAとの共同運航便をしており新千歳空港と羽田空港は専用のカウンターがありますが、それ以外の空港では、ANAのカウンターでエアドゥのチェックインをしています。

よくLCCと思われがちですが、FSCとLCCの間のMCC(ミドルコストキャリア)の立ち位置です。

MCCは航空券はFSCと比べると安いですが、サービスはFSCとほぼ同じです。

欠点を挙げるとしたら、

優先搭乗はありませんが、子供連れの事前改札はありますのでご安心を。

機材に関しては、JALやANAに比べると保有数が少ないので遅延率が高くなっています。

しかし機材整備など会社都合で欠航や大幅に遅れた場合は、ANAに振替してくれたり保証をしてくれますよ。

また羽田空港の搭乗口に関しては、第２ターミナルの北ピアの端っこ(55番など)や、バスを利用することがあります。

搭乗口は端ですが、北ピアにはスタバや売店があります。

キッズコーナーもあるので搭乗前に遊ばせることも可能ですよ。

空港での子供連れのサービス

エアドゥでは空港でどんなサービスを受けることができるのでしょうか。

子供連れに特化したサービスの一例をまとめました。

空港でのサービス

空港での子供連れサービスは、FSCとMCCはほとんど同じです。

ベビーカーの貸し出しや無料受託

エアドゥでは、カウンターでベビーカーを借りることができます。

出発のみならず、到着でも借りれます。

私は搭乗する時にベビーカーを持参しないので、いつも空港で借りていました。

特に羽田空港は端の搭乗口を利用するので、出発でも到着でも絶対に借りています。

もしもご自身のベビーカーを持っていく場合、基本的に預けることになります。

預ける場合は、重量に含めずに無料で預かってくれますし返却も優先的に返ってきます。

LCCはベビーカーにビニールをかけてくれませんが、エアドゥはJALやANA同様ベビーカーに専用のビニールをかけてくれます。

その為ご自身のベビーカーカバーは不要です。(取れやすいものはあらかじめ外しておいてくださいね。)

尚、サイベックスのリベルなど一部のコンパクトベビーカーなら、折りたたんで機内に持ち込みすることも可能です。

マタニティタグの配布

エアドゥではオリジナルのマタニティタグを配布しています。

妊娠中で、エアドゥを乗る機会がある場合は是非カウンターで申告してみてください。

詳しくは別の記事に書いています。

事前改札サービス

3歳未満の子供連れの場合、事前改札にて最初の方に飛行機内に入る事が出来ます。

小さな子供と飛行機に乗るのは、スムーズにいかないものです。

機内でも余裕を持って準備をしたいのなら、事前改札を利用しましょう。

機内での子供連れサービス

実際に数回子供と搭乗した際の感想も踏まえて、機内での体験談を紹介します。

機内でのサービス

上記以外にも、シートピッチや客室乗務員の様子についてもまとめました。

絵本の貸し出し、キッズシートの配布

エアドゥでは、子供向けのおもちゃの配布がありません。

その代わり、AIRDOキッズシートという冊子を頂きました。

内容は、迷路や間違い探しなどでした。(2歳の娘には少し早く、ぐちゃぐちゃと塗りつぶして終了)

ちょっとした暇つぶしにはいいですね。

しかし月齢が小さい子は上手く活用できないので、家からおもちゃなどを持参してください。

その他に、ベアドゥが折れる折り紙をもらったり、降機の際に娘がCAとお喋りをしていて25周年のシールをもらったこともあります。

トイレにオムツ(Mのみ)がある

機内にはオムツ交換台付きのトイレがあります。

万が一オムツを忘れてもMサイズのオムツなら機内に準備があります。


話は少し変わりますが、私は帰省時娘と2人で飛行機に乗ります。

機内でトイレに行きたくなったことがあり、CAに娘を見てもらいながらトイレに入ったことがあります。

エアドゥのCAさんが2人で、娘をあやしてくれました。(娘、人見知りの時期でギャン泣き)

ミルクを作ってくれる

ミルクを持参した場合、機内でお湯を入れてミルクを作ってくれます。

今は便利な液体ミルクもあるので、粉ミルクを持参することは少ないかもしれませんね。

無料のドリンクサービスがある

機内では無料のドリンクサービスがあります。

子供連れの場合は冷たいドリンクのみですが、子供の好きなリンゴジュースや麦茶の提供があります。

おかわりもできますよ。(娘は普段飲めないジュースにがっつくのでおかわりするタイプ)

個人的にはエアドゥのオリジナルスープが美味しいのでおすすめです。

シートピッチは？

座席の幅は、広くもなく狭くもなくです。

元々ANAで使っていた機材を利用している便もあるので、ANAと同様のシートピッチです。

MCCだからといって狭いわけではありません。

またベビーベッド装着可能席はありません。

それにしても2歳後半にもなると、抱っこで乗るのは大変ですね。

前の席をキックしてしまうこともあるので、とても気を遣いました。

客室乗務員は？

エアドゥのCAは全体的に若い女性が多い印象です。

CAも親しみやすく、子供にも優しいですよ。

Wi-Fiは使えるの？

2024年4月現在、機内でインターネットに繋がるWi-Fiはありません。

エアドゥが配信する機内のエンターテインメントを見るWi-Fiはありました。

機内で動画を見せたい場合は、あらかじめダウンロードしておきましょう。

尚B767の一部の機材には、全席にUSBポートが設置してあります。

まとめ：『運賃も抑えて、子連れに優しいエアドゥ！』

エアドゥは、JALやANAよりも運賃が安いですがサービスはほぼFSCと同様です。

そのため、常に機内は混んでいる印象を受けました。

保有している機材数の関係で飛行機が遅れることもありますが、便の振替も払い戻しもできます。

特にANAとの共同運航便のため、機材整備で大幅な遅れがある場合はANA便にスムーズに振替してくれます。


また子供連れのサービスも、機内でおもちゃの配布がない以外はJALやANAと同じ感じです。

子供連れでも安心して乗れるので、北海道に行く時の飛行機選びとしてエアドゥも利用してみてはいかがでしょうか？

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