まだ授乳が必要な赤ちゃんと飛行機に乗る際の心配事として『授乳』に関することがありますよね。
特に母乳で育てているお母さんは、なるべくなら機内で授乳はしたくないと思います。
まわりの目線が気になるし、隣の人も気を遣ってしまうことも。
しかし飛行機に乗る前に授乳をしても、何かしらの理由で機内で授乳をする必要な場面は出てきます。
- 機内で授乳した体験談を見てみたい
- 授乳関係で事前に準備したものを知りたい
- 今度赤ちゃんと飛行機に乗るので、授乳が心配
私は娘が生後7か月の時に、機内で授乳をしました。
私は機内で授乳することにかな~り抵抗がありましたが、やむを得ない状況になったので授乳を実施。
でも事前に準備していたので、あたふたせずスムーズに対応ができました。
今回は機内で授乳した経験談と、グランドスタッフとして働いていた時の裏ワザ?的なことも合わせてご紹介します。
娘と2人で飛行機に乗った際に、授乳しました。
子供連れ飛行機の話
事前に準備したもの
よく『赤ちゃんの耳抜き』のために授乳を考えている人もいますが、生後7ヶ月の娘はストローマグが使えたので耳抜きのための授乳は考えていませんでした。
また離発着時に赤ちゃんが寝ていれば耳抜きは不要ですし、授乳のかわりにおしゃぶりでも代用ができます。
とにかく人目が気になるので、過去のフライトでも耳抜きの時は他の方法を実施してました。
全く機内で授乳をする気はありませんでしたね。
それでも、万が一に備えて準備はしておきました。
事前に準備したことは、下記の2点です。
- 授乳ケープの持ち込み
- 席にこだわる
飛行機に授乳ケープを持ち込んだ
私は娘を母乳で育てていました。
元々はミルクと混合にしていたのですが、生後1ヵ月を過ぎたころから哺乳瓶拒否の時期がやってきてミルクは一切飲まず。
そのため飛行機に乗る際は、毎回『授乳ケープ』を持ち歩いていました。
エプロンタイプのケープではなく、ポンチョタイプで360度しっかり隠れてコンパクトにできるものを選びました。
毎回飛行機に乗る前に授乳をしていたので、機内では授乳ケープの出番はないだろうけど思いつつ、念のために持参していました。
席を後方席に指定した
娘と2人でのフライトのため、席にはこだわりました。
グズったら後方のギャレーに行けるように、事前に1番後ろの席を予約しました。
そしていつもは通路側席を選ぶのですが、この時は窓側席にしました。
実は、こまめに航空会社のHPで席を確認していたところ、飛行機の通路側席は全体的に空いているのに窓側席は埋まっていました。
そこで賭けに出てみることに!
通路側席は全体的に空いているので、わざわざ1番後ろの席で尚且つ赤ちゃん連れの隣に指定する人は少ないはず。
そのため隣の席は空席になるであろうと賭けに出て、窓側席を選んでみました。
結果、隣の席は空席でした!
こんなサービスがある航空会社も
スカイマークでは、授乳カーテン席があります。
追加料金はかかりません。
利用希望の場合は、事前に予約センターに連絡をして席を確保してもらいましょう。
また当日カウンターで空席があれば変更できます。
離発着時などシートベルト着用サイン点灯中は使用できないよ!
こんな時どうする?
機内で授乳したいけど、隣の席が空席とは限りませんよね。
そんな時は、グランドスタッフか機内のCAに相談してみてください。
隣の席を女性にしてほしい
機内で授乳をするので隣の席を女性にしてほしい場合、チェックイン時にカウンターで相談してみてください。
可能な限り、配慮をしてくれることもありますよ。
機内で空席がある席で授乳したい
機内に入って席を移動したい場合は、CAに相談してみてください。
飛行機の扉が閉まったら、最終的な空席がわかります。
飛行機のバランスが大丈夫なら、席を移動することも可能です。(LCCは除く)
席で授乳したくない
席で授乳したくない場合、機内で唯一の個室であるトイレで授乳することも可能です。
しかし長い間トイレを占領してしまう、場所がトイレと言うことでお断りされることもあります。
まずCAに相談してみてください。
トイレではなく、カーテンで仕切られるギャレーに案内されることも。(椅子はない)
『抱っこひも授乳』ができる抱っこひもがあれば、立ちながら授乳もできますよ。
でも飛行機が揺れるので、危ないとお断りされることもあります。
愛用しているエルゴのOMNIシリーズは、『抱っこひも授乳』ができるものだよね?
うん、できるよ!
アップリカなど他のブランドでも抱っこ紐授乳ができるものがありますよ。
機内で授乳をした経緯
私が何故、機内で授乳をしたかと言うと、
娘が「眠たいけど寝れないよ〜」と、グズグズして泣いてしまったからです。
出発前に空港で、離乳食+授乳をしようと試みましたが、離乳食は拒否。
空港内では授乳とバナナを食べて、おむつ交換をしてから飛行機に搭乗しました。
飛行機は昼のフライトのため、いつもなら寝る時間帯です。
機内に入ってしばらくすると眠るだろうと思っていましたが、なかなか寝ず!
離陸後に抱っこしてギャレーでゆらゆらしてもダメ、他の食べ物や飲み物を与えてもダメ。
あーこれは眠たいけど授乳してほしいグズグズだなとわかったので、機内での授乳を解禁することに。
どうやって授乳したの?
家では授乳クッションを利用し横抱きで授乳をしていました。
しかし機内には授乳クッションはないので、縦抱きで授乳をすることに。
そして、通路に背を向けて授乳をしました。
周囲に人がいないとしても、通路を歩く人はいます。
人目が気になるので、なるべく見えないようにと配慮をしました。
CAには気づかれていたと思うけどね!
授乳時間はどのくらい?
機内で授乳に要した時間は、約20分です。
シートベルトサインが消灯し、CAがドリンクサービス中に授乳をしました。
トイレに近い席でしたが、ドリンクサービス中なので席から立ち上がるお客様があまりいなくてラッキー。
約2時間あるフライトの序盤に実施です。
離乳食を食べなかったのでお腹が満たされてないと思い、がっつり飲ませました。
雲の上の景色を見ながらの授乳は、滅多にないよな〜と思いながら授乳してました。
授乳後の様子は?
授乳後に抱っこしてトントンしたら、着陸まで寝てくれました。
私は食べ損ねたおにぎりを食べて、スマホタイムをしつつ与えられた自由時間を楽しみました。
まとめ:『フライト中は何があるか分からない!事前準備はしっかりしよう』
フライト時間が長く授乳時間と重なる場合や、私のように機内でやむを得ず授乳をすることがあります。
ご自身が機内で授乳することに抵抗がなくても、周囲の人が不快に思うこともあります。
機内で授乳する時は、
- 授乳ケープをする
- 席が空いていれば、移動して見えないようにする
- 窓側に座り、通路に背を向けてする
など、周囲にも配慮が必要です。
母乳で育てているお母さんは、事前にしっかりと準備をして飛行機に搭乗しましょうね。
年齢別の経験話!参考にしてね