飛行機に花火は持ち込める？旅先で花火を楽しみたい時どうしたらいい？

夏の風物詩、花火。

旅先で友達や家族と一緒に花火をしたいなーと、思うこともあるでしょう。

でも飛行機に花火を持ち込むことはできるのでしょうか？

この記事ではそんな質問にお答えします。

毎年、空港に花火を持ってくるお客様がいます。

「これから行く離島では、花火が売ってない可能性もあるので持っていこうと思ってた」

と、お客様に言われたこともありますが、果たして花火は飛行機に持ち込んだり預けたりすることはできるのでしょうか？

花火は飛行機に持ち込める？

結論から言いますと、

花火の機内持ち込み、受託手荷物としての預け入れは、共に不可です。

これは国内線、国際線共通です。

花火は危険物の中でも火薬類に該当するため、飛行機に搭載することができません。

パーティーでよく使うクラッカーも火薬が用いられているので、こちらも飛行機に持ち込み、受託共に不可です。

知らずに空港に花火を持ってきたら？

花火を飛行機に搭載できないと知らずに、空港に持ってきてしまうケースがあります。

特に若い人たちのグループ旅行や、小学生の子供を連れた家族に多く見られます。

その場合、空港ではどのような対応をするのでしょうか？

廃棄する

もっとも多いケースが、
花火を廃棄してもらうことです。

空港の手荷物検査でひっかかります。

お客様には、花火の持ち込みを諦めるか、それとも飛行機に搭乗するのを諦めるか選択してもらいます。

ほとんどのお客様は、花火を廃棄して飛行機に乗りますね。

そうそう、お客様から

「旅行先で花火をして余ったので空港に持ってきたが、飛行機に搭載不可なので使ってください」

と言われ、家庭用花火を頂いた経験があります。

未開封だったので、ありがたく同期と使いました！

空港のロッカーなどにいれておく

往路飛行機に花火を持ち込もうとしたお客様が、廃棄するのはもったいないと、空港のロッカーに保管しておくケースがたまにあります。

1万円くらい花火を買ってしまったなら、ロッカーに保管して復路到着後に受け取った方がいいかもしれませんね。

または自身の車で来港している場合は、駐車場まで戻って車に保管しておく人もいます。

尚、航空会社として花火を復路まで預かるサービスはありません。

花火は原則輸送禁止

花火は飛行機に搭載が不可なので、業者を通して送ることも出来ません。

ヤマト運輸、郵便局は花火の発送は禁止しています。

佐川急便は営業所に問い合わせ後、可能であれば発送できます。

私が空港で働いていた時に、いつも空港でお世話になっていた佐川急便に問い合わせをしたことがあります。

その時は、陸送なら花火の輸送は可能と言われました。

旅先で花火を楽しみたい

旅先で花火をしたい場合、現地で購入するのが1番です。

夏になると、花火を取り扱ってるコンビニやスーパーも増えます。

ドンキ・ホーテに行けば、夏以外でも花火を購入できる可能性が高いです。

国内であれば種類は限られますが、全く手に入らないことはないと思います。

また花火につけるライター類も持ち込みに制限があるので、花火と一緒に現地で購入しましょう。

どうしても花火を持参したい、花火に強いこだわりがある人は、飛行機を使わずに新幹線や自家用車で旅行をしてください。

お気に入りの花火を自由に持っていけますよ。

機内から花火を楽しむ

少し話は逸れてしまいますが、飛行機に乗っている時に花火を見れる可能性もあります。

特に夜の羽田⇄北海道の路線では、ディズニーの花火大会を見下ろせるラッキーフライトに当たることも！

風向きにもよりますが、私は夜の羽田→千歳のフライトで右側の窓側からディズニーの花火を見たことがあります。

上昇する飛行機から見たので小さかったですが、肉眼でも花火が上がっている様子を見ることができました。

まとめ：『花火は現地で購入しよう』

花火は、飛行機に搭載できない物品です。

火薬類は爆発する恐れがあるので、飛行機に持ち込みも搭載もできません。

飛行機を利用して旅行する場合、花火を持ってこないよう注意してくださいね。

せっかく購入したのに、泣く泣く廃棄することになりますよ！

旅先で花火を楽しみたい場合は現地で花火を調達するか、花火が見える宿を抑えて夏を満喫してみませんか？

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