1歳児の娘を連れて函館旅行へ行った際に、函館空港を利用しました。
バスの時刻の関係で函館空港には2時間前に到着しましたが、子どもの体力を奪える施設があり搭乗まであっという間。
キッズスペースが充実している空港に認定です!
- 函館空港までのアクセス
- ラウンジの有無など
- テンションが上がったこと
- 3階のキッズスペースで遊んだ感想
函館空港は、2022年にリニューアルされました。
特に2階のお土産屋さんと3階のレストランはおしゃれさも兼ね揃えた雰囲気に。
リニューアルの中心人物が若手社員ということで、トレンド感もありつつ空港を利用しない人も楽しめる施設だなと感じました。
その反面昔ながらの地方空港っぽいものも残っていたので、それを見た瞬間私は大興奮‼
では、さっそく函館空港を利用した感想も含めたレポをご覧ください。
空港内をもっと探索したかったのに、
娘がキッズスペースから離れなかったの。
だから、ブログ用の写真を撮る時間がなかった…
函館空港の魅力をご紹介
函館空港は滑走路長が3000mあり、向きは12/30です。
滑走路が3000mあると大型機も就航可能です。
そんな函館空港には国際線ターミナルもあり、コロナ前は台湾との直行便が就航していました。
国内線就航都市は、羽田、伊丹、名古屋中部、新千歳、丘珠、奥尻です。
道内では、新千歳空港の次に就航便が多い空港です。
北海道で2番目に人口が多いのは旭川じゃないの?
そうだよ!だけど空港の規模は函館の方が大きいね。
世界的にも有名な観光地だからかな?
空港までのアクセス
函館空港までは、電車が出てきません。
そのため、アクセス方法は、バス・車・タクシーの3択です。
私たちはバスを利用しましたが、JR函館駅までは約20分で到着しました。
バス乗り場は、到着ロビーから外に出てすぐのところにあるので迷いません。
往路飛行機が遅れてバスの時刻を過ぎていたのですが、バスも飛行機の到着に合わせて遅れて出発してくれました。
満席だったけど、バスに乗れてよかった!
空港は3階建て
函館空港の国内線ターミナルは、3階建てです。
- 1階がチェックインカウンターと到着ロビー、食事処
- 2階が出発ロビーとお土産屋、カード会社のラウンジ
- 食事処とキッズスペース、展望デッキ
お土産屋売り場の写真を撮り忘れてしまいましたが、函館土産の有名どころであるトラピストクッキー、チーズオムレット、イカ飯などド定番のお土産はありました。
その他にもイカの塩辛、松前漬けなどの珍味盛り合わせやお酒など種類豊富な品揃えです。
函館土産以外にも、北海道土産としてメジャー処はほとんど揃ってます。
北海道土産は、美味しくて有名なお土産が多くて迷いますよね!
そんな北海道出身の私が、大好きな函館土産は
トラピストクッキーです。
あの軽い食感と芳醇なバター風味の味がたまらない!!自分用のお土産に缶入りのを買いました。
昔からある函館土産の定番商品なので、函館に行ったら是非買ってくださいね。
お土産に買ったクッキーさ、
俺2枚くらいしか食べてない気がする。
あーごめんね。
私と娘でおやつの時食べてたよ♡
そして3階のレストランは、飛行機の離発着が見える空間が広がっています。
メニュー函館名物の五島軒のカレーや、北海道産の牛を使ったハンバーグや、ザンギ丼なんかもありました。
パフェやおつまみプレートもあります。
他にも1階にはラーメンがあったり、コンビニもあるので食べものは困りません。
空港のラウンジ
函館空港には、カードラウンジ「A Spring」があります。
場所は、2階の保安検査場を受ける前のところにあるので、出発の人はもちろん到着後にも利用可能です。
利用する場合は、当日の予約が確認できるチケットと利用者本人のゴールドカードの提示が必要です。
ゴールドカードが無い人も有料で入れますよ。
営業時間は朝の8時~19時半までです。
そして函館空港にはJAL・ANAの航空会社のラウンジはありません。
そのため、ラウンジを利用したい人は皆さんこのカードラウンジ「A Spring」を利用します。
座席数は62席のため、観光シーズンは満席になりそうですね。
授乳室について
函館空港の国内線には授乳室(ベビールーム)が2か所あります。
- 1階到着ロビー横(女性専用)
- 2階出発ロビーの保安検査を受ける前(男女共用)
私は娘のおむつ交換のため、2階の授乳室を利用しました。
授乳室はとても簡易的な施設でした。
授乳室の椅子は会議室の椅子のようで、せめてソファーとかにしてくれたらいいのになと思っちゃいましたね。
しかも電子レンジやお湯の設備がないので、他の場所で借りる必要があります。
ミルクや離乳食用のお湯は、国内線旅客ターミナルビル各飲食店(1階:ローソン、CAFE 美鈴、2階:搭乗者待合室内 FlGHT FRY、3階:1854 HAKODATE)及び国内線旅客ターミナル2階総合案内所にて提供しておりますので、お気軽にお申し付け下さい。また、給水所(お湯)が国内線旅客ターミナルビル2階搭乗者待合室内、国際線旅客ターミナルビル1階及び2階搭乗者待合室内にございますのでご利用下さい。
函館空港HP
・電子レンジは、国内線旅客ターミナルビル1階 ローソン及び2階総合案内所にございますので、お気軽にお申し付け下さい。
キッズスペースは国内空港では上位に入る充実度なので、授乳室にも力を入れてほしかったなと思いました。
送迎デッキ
3階には解放感たっぷりの送迎デッキがあります。
外にはベンチがあり、ゆっくりと座りながら飛行機の離発着を見る事が出来ます。
また展望デッキ付近にはパソコンが出来るデスクもあるので、仕事をしているであろうサラリーマンがいました。
3階のキッズスペースが最高すぎた
私たちは函館空港に到着しチェックインを終えたあと、1時間以上3階にいました。
娘のエンドレス滑り台と、ロディに乗ってピョンピョンに付き合いましたよ。
夫に娘を任せて私は空港探索をしようとしたら、娘に怒られてしまいました。
3人一緒にいたかったらしい。
そしてこのキッズコーナーからエスカレーターを挟んで反対側には、HakoDake Hirobaがあります。
こちらもキッズたちに人気の遊び場です。
北海道は「木育(もくよく)」に力を入れていて、函館空港のキッズスペースは地元道南スギやトドマツを使った遊び場です。
ぱっと見はコンパクトでありながら、意外と奥行きもあり箱の中は2階にもいける空間が広がっていました。
箱の中は大人では入れない広さです。
私は覗き込んで娘の様子をみていましたが、他の子どももいるし昇降もあったりと内心ヒヤヒヤ。
娘も楽しそうでしたが、当時1歳半だったので滑り台のあるキッズコーナーの方が気に入ったみたいでした。
地方空港にこんな場所があるなんて!
子連れの強い味方だわ。
個人的にテンションがあがったこと
実は古い空港で見かける『あるもの』が函館空港にもあり、テンションが上がりました。
それがこちら。
『もしもしコーナー』です。
皆さん、知ってますか?もしもしコーナーというものを!
これは、保安検査場を受ける前(お見送り人)と保安検査後の人(これから飛行機に乗る人)がこの電話と通じて話す事が出来るものです。
昭和50年くらいから普及して、今でも残っている空港がいくつか存在します。
以前仙台空港で見たことがあったのですが、まさか函館空港にもあるとは‼
携帯電話が普及する前は、ガラス越しで別れを惜しむ人たちに愛されていたのでしょう。
昔の恋人はこれを使って最後のお別れをしていたのかな?と妄想しちゃいます。
今はスマホの普及により若者の利用者は減少しているそうですが、それでも夏休みなどは子どもと見送る祖父母が電話越しにお別れする姿が見れるそうです。
ちなみに空港によっては、「おなごりホン」「グッパイコーナー」となど呼ばれています。
もしもしコーナーがあるのは地方空港が多いみたい。
まとめ:『函館空港は、子供連れ旅行の強い味方だった!』
- 函館空港へのアクセスは、バス、車、タクシーの3択
- 函館空港の3階キッズコーナーは充実している
- ラウンジはカードラウンジしかなく、航空会社のラウンジはない
- 2022年にリニューアルしたが、「もしもしコーナー」など昔からあるものも残している
空港で、しかも地方空港にこの規模のキッズコーナーがあるのは珍しいですよね。
狭すぎもなく広すぎもなく、ちょうどいい感じの規模と遊び場を兼ね備えた空港です。
2時間前に空港に到着しましたが、時間を持て余すことなく楽しむ事が出来ました。
子どもがいるのでキッズコーナーにいる時間が長かったですが、レストランやお土産売り場も充実しているので大人だけでも退屈しないと思います。
公式HPも見やすいので、函館空港を利用する方は一度確認してみてください。
空港の空間が好きだし、函館空港が近所にあったら毎週通っていたと思う!
でも1番新千歳空港なんでしょ?
そう、そこは地元で娘ともよく利用しているから譲れない!笑
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