子供が生まれてから初めて一緒に、ANAのプレミアムクラスに搭乗しました。
娘は膝の上に抱っこして搭乗するため、座席の使用はない2歳児です。
いつも飛行機に乗る際は一般席の後ろの席を選びますが、今回は訳があってプレミアムクラスにアップグレードしてみることに。
でも子供連れのプレミアムクラスって気が引けますよね。
2歳児で絶賛イヤイヤ期真っ最中なので、機内で不機嫌にならないか心配していました。
- プレミアムクラスに乗った経緯
- 空港でのサービス
- 機内での周りの反応や、私が感じたこと
イヤイヤ期ながらも、娘は飛行機に乗るのが大好きです。
娘がご機嫌になる工夫もしながら、初のプレミアムクラスへ。
果たしてどうだったのでしょうか?
ANAプレミアムクラスに乗ってみた
今回は急遽当日アップグレードをして、ANAプレミアムクラスに乗りました。
なぜアップグレードをしたかというと、
飛行機の機材が国際線仕様になったためです。
国際線仕様の機材が国内用になると、ファーストクラス・ビジネスクラスの席がプレミアムクラスに該当します。
ファーストクラスがある場合は、ファーストクラスがプレミアムクラスになります。
今回の機材はファーストクラスの設定がなく、ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス設定の機材だったので、
ビジネスクラスが国内線のプレミアムクラスになりました。
子供連れで海外はなかなか行けませんし、ましてはビジネスクラスの席ですよ。
変更になった機種はB787-8(240名乗り)で、個室になる座席ではなかったものの国内線用のプレミアムクラスの席と比べても足元が広々です。
2時間ほどのフライトタイムに加え、元々予約した席が私の希望ではなかったこともあり、もうこれは日頃子育てと家事、仕事と頑張っている私のご褒美だ!と思い、差額を払ってプレミアムクラスに搭乗してみることに。
プレミアムクラスは空いていると言っていたから、娘が騒いでもまぁ大丈夫だろうとなぜか自信があったね。
当日アップグレードした結果
当日、空港のカウンターでプレミアムクラスにアップグレードをお願いしたところ、
『機内でお食事の提供ができない』と言われてしまいました。
このことに関しては、別の記事にまとめていますので是非ご覧ください。
空港でのサービス
ANAプレミアムクラスに乗ると、空港でも一般席とは異なるサービスを受ける事が出来ます。
主なサービスは下記のとおりです。
- 受託手荷物の優先返却
- 受託手荷物は40kgまで無料(一般席の場合は20kg)
- 一部の空港では専用の保安検査場がある
- 出発前にANAラウンジが使える
- 機内に優先的に入れる
手荷物の優先返却は、子供連れにとっては待ち時間の短縮にも繋がるのでありがたいですよね。
専用の保安検査場も、一般の検査場よりも空いていることが多いので便利なサービスです。
出発前にANAラウンジが使える
ANAのプレミアムクラスに乗ると、ANAラウンジを使うことができます。
グランドスタッフをしていた頃にラウンジの担当をしていましたが、ラウンジ内はビジネスマンが多く、小さな子供を連れて入るには気が引ける場所です。
子供が泣いたり騒いだりすると、周りの人から受付にクレームが入ることもあります。
子供が「ラウンジ内は静かにする」と理解できる年齢だといいんですけどね。
他のお客様の迷惑になる場合は、大人でも子供でも注意をさせていただいてました。
ラウンジは子供連れでも入室は可能なので、万が一ラウンジ内で子供がグズグズしたら一度退出するなど臨機応変にしたらと思います。
ラウンジは何回でも入退出は可能ですよ。
ちなみに羽田空港の本館南側ラウンジにはキッズスペースがあるので、子供連れは62番ゲート付近のラウンジがおすすめです。
私はANAラウンジがない空港から出発だったので、利用できずでした
機内に優先的に入れる
ANAプレミアムクラスに乗ると、一般のお客様よりも先に機内に入れる優先搭乗ができます。
しかし3歳未満の子供連れは、優先搭乗よりも先に入れる『事前改札』で機内に入ることが出来るので恩恵を感じませんよね。
私は滅多なことがない限り事前改札を利用しない派なので、お客様の波が落ち着いた頃に機内に入りました。
機内での周りの反応はどうだった?
機内に入ってみると、個別モニターはあるし座席も足元も広い!
娘もいつもとは違う席で、嬉しそうな様子。
堂々と1人で席に座りシートベルトもつけて、準備万端。
さすが国際線仕様の機材だけあって、ゆとりがあるし最高!
あとは娘がご機嫌に過ごしてくれることを願うばかりです。
娘の様子
昼すぎのフライトで普段なら眠るはずの時間帯でしたが、広い席で興奮したのか娘は寝ませんでした。
機内で泣いたりすることはなかったものの、楽しすぎて大声が出てしまう場面が何回かありましたね。
CAさんがラウンドするたびに声をかけて下さり、チヤホヤされてご機嫌でした。
私の友達が2歳児とプレミアムクラスに乗った時は、泣いたりイヤイヤされたりでカオスの状況だったと聞いていたので、内心ドキドキでしたが、娘はご機嫌だったので良かったです。
ちなみに友達は、周囲の視線が怖かったとも言ってたよ。
娘は飛行機に慣れている
私の娘は0歳児からよく飛行機に乗っていました。
飛行機という異空間でも『今は飛行機に乗ってる』が理解できているので、よっぽどなことがない限りは機内で泣き喚いたりすることはありません。
いつも通り、お菓子を食べ、持ち込んだおもちゃで遊んで過ごしました。
それ以外にも、読書灯をつけたり、リモコンでリクライニングを倒したりして、私以上にプレミアムクラスを満喫してましたね。
お子様が飛行機に乗り慣れていないなら、事前に絵本とかで飛行機に乗ることを伝えたら不安も和らぐかもしれません。
飛行機に乗る前にしていること
周りのお客様の反応
私はプレミアムクラスの1番後ろの窓側席に座りました。
隣の席は空席で、前の席はビジネスマン風の男性(50代前後)が座っていました。
通路を挟んで真ん中の列は誰も座っておらず、反対側の窓側席には40代くらいの夫婦が座っていました。
子供連れでプレミアムクラスに座っている人は、私達以外はいませんでした。
プレミアムクラスは座席前のスペースが広いので、娘の足で前の席を蹴ることもなくその点は安心しました。
多少元気過ぎてうるさかったかもしれませんが、前の席の人はイヤフォンをつけていたこともあり特に何も言われず。
40代くらいの夫婦と数回目が合いましたが、ニコっと笑ってくれたので良かったです。
そしてなによりも
プレミアムクラスが、空いててよかった!
座席や前の席が広いしCAも頻繁に来るので、案外普通席よりもいいんじゃないかと思うこともありました。
ま、どちらにしても周囲に気は遣いますけどね。
まとめ:『子連れANAプレミアムクラスは乗るまで不安だけど、乗ったら快適!』
一般席だろうがプレミアムクラスだろうが、子供が嫌いなお客様は存在します。
もしも子供嫌いなお客様が隣の席だったら、空席があれば席を変えてもらったりすることも可能です。
機内で座席変更をしたい場合は、こちらの記事を参照してください。
また隣の席の人がいたら、あらかじめ『ご迷惑をかけるかもしれない』と一言伝えておけば、寛大な心を持って接してくれる人が多いですよ。(私は隣に人が座ったら、毎回事前に言っています。)
今回は初めて2歳児とプレミアムクラスに乗りましたが、娘も終始ご機嫌モードでフライトを楽しんでいて、親としてもいつものフライトよりゆっくりと過ごせました。
私は国内線仕様のプレミアムクラスに魅力を感じないので(値段の割に席やサービスが見合ってないと感じる)、
今後も国際線仕様の機材が国内で運行する際は、アップグレードをしてみようと思います。
赤ちゃん連れでANAプレミアムクラスに乗ろうか悩んでいる方、意外と一般席よりも快適ですので1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?