日本には四季がありますね。
そして台風が通りやすいところに、日本という島国があります。
日本に住む限り、私たちは台風からは逃げられない運命。
せっかくの旅行が、台風で飛行機が欠航になったら??
どうしよう・・・
- 台風で飛行機が欠航した場合(国内線)
- 欠航はしていないけど、影響がある場合(国内線)
- 台風時の飛行機の避難方法
年々台風の勢力が強くなっていますよね。
今年はどうなるのかしら??
もちろん、大型の台風時は飛行機だって、避難します!
そんなお話も最後に記載しています。

台風時に役立つ情報を教えます。
台風が発生!飛行機は飛ぶのか!?


台風の場合、進路予想が出来ますよね。
そのため国内の航空会社は、2日前に影響が便を選定しています。
そして影響が大きい場合は、前日までに欠航の決断をする場合が多いです。
沖縄地方の空港は、前日に空港閉鎖のお知らせを航空会社のHPや、空港のHPに掲載しています。
台風で飛行機が欠航になった場合
飛行機が欠航した場合は、どのような対応が可能でしょうか?
まず手数料無料で、便の変更が出来ます。
(当日運航予定の同一路線や翌日以降の同一路線)
同じく、払い戻しも手数料無料で出来ます。
上記変更は、航空会社のHPから予約をした人は航空会社のHPからでも出来ますし、予約センターでも出来ますよ。
空港に来港している場合は、係員のいる窓口でも出来ます。
※LCCは空港カウンターで払戻や振替などの対応は、基本的にしていません。
JTBなど旅行会社を通して、ホテルとセットのツアーを取っている人の場合は
航空券の変更は、空港カウンターや予約センターでも可能
払い戻しは航空会社の窓口では不可
旅行会社を通している場合は、旅行会社に連絡が一番です!
そして台風は自然災害ですので、欠航時のホテル代や地上交通代などの負担は
自己負担です!
払い戻しや便変更は、いつまでにしたらいいの?
欠航になってしまったが、ネットは繋がらないし、空港の窓口は混んでいます。
電話も繋がらない!!という時がありますよね。
悪天候が理由で欠航した場合、払い戻しや便の変更期限は 、
搭乗日+10日以内!
すぐに払い戻し手続きをしなくてもOKなんですよ。
しかし便変更の場合は、翌日はすぐに満席になる場合が多いです。
まだ欠航ではないけど、運行に影響がある場合


まだ欠航にはなっていないが、天候調査中だったりする場合も、
欠航と同じように手数料無料で、便の振替や払い戻しが可能です!
天気が心配の場合は、各航空会社のHPで運行状況の確認が出来ますのでチェックしてみて下さい。
- JAL JAL – 運航状況のご案内(国内線)
- ANA 国内線運航状況のご案内サービス│航空券│ANA SKY WEB
- スカイマーク 発着案内・運航状況|スカイマーク SKYMARK
- PEACH 運航状況のご案内
注意点


台風で運行が厳しい場合は、遅くても前日の午後には決断をすることが多いです!
そのため台風が心配だからと言って、搭乗予定日の5日前に便のキャンセルをしたら、
手数料が取られます!
搭乗5日前と搭乗前日の時点での払い戻し手数料が同額なら、ギリギリまで待って決断しても遅くありません。
航空会社のHPの運航案内を、こまめにチェックして下さい!
※どうしても台風が心配で早めに変更をしたい場合は、予約センターに連絡してみてください!!
飛行機だって避難する!


大型の台風が来るときは、飛行機も事前に対策を考えます。
いつもの通り駐機場に置いていたら、風で煽られてしまい飛行機が壊れてしまう事もあります。
では、どのような対策をしているか教えましょう!
格納庫に入れる
まずは格納庫に入るだけ入れちゃいます。
もちろん格納庫の数には限りがあるので、全ての機体をしまうことは出来ません。
地方空港はそもそも格納庫がないですしね。
格納庫にしまう事が出来なかった飛行機は、違う対策をしています。
台風が来ない空港に避難させる
エアライン用語でEVAC(エバック)と言います。
Evacuation(避難)の略語です。
格納庫に入れる事が出来なかった飛行機は、小型機を中心に他空港へ避難をさせています。
受け入れ空港は通常の駐機場以外にも、誘導路や時には滑走路にも飛行機を止めておく事があります。
一度に大量の飛行機が、滑走路や誘導路に止まっている姿を見れるのはレア中のレアよ!


燃料を多めに積んだり、おもりをつける
大型機になると、おもりをつけたり予め燃料を多く搭載しておいて、機首を風上に向けてそのまま駐機させる事も可能です。
飛行機で1番不安定な場所は翼の部分。
燃料は翼に搭載してるので燃料を多めに積むことで、台風の風でも壊れたりしないように対策をしているのです。
まとめ:『台風発生時は、飛行機運航案内をこまめにチェック!』


飛行機は風に敏感な乗り物なので、台風の時はあらかじめ欠航にする事が多いとご理解いただけましたか?
各航空会社には気象予報士の資格を持って、航空気象を専門に仕事をしている人がいます。
揺れそうなルートを避けて飛行ルートを作ったり、予め欠航の判断をしています。
- 台風発生時、運航に影響を与える可能性がある場合、2日前に影響便を確認する
- 早くて前日には、欠航するかを判断する
- 台風時の払い戻しや予約変更は、手数料無料で可能
- 飛行機も台風時は、格納庫に入れたり、他空港にEVACしたりと対策をしている
天候に影響がありそうな時に飛行機を利用する人は、こまめに航空会社のHPを確認して下さいね。
台風の翌日などは、機材繰りが発生する場合が多いので下記の記事も参考にして下さいね。



ちなみに雪の降り方は予想が難しいので、当日に欠航することが多いのよ!