今回は、グランドスタッフの名刺事情についてです。
CAは機内でお客様から名刺をもらっているイメージがありますよね。
では航空会社の地上勤務であるグランドスタッフも、同じように名刺をもらう機会が多いのでしょうか。
- グランドスタッフが名刺を渡すとき
- どんな名刺入れを使っているのか
「きっと名刺をもらう機会が多いでしょ?」と思っているそこのあなた。
この記事を読んだら、その答えがわかります!
会社員の必須アイテムである名刺。
もちろん私も入社時にもらいました。
営業職ではないのであまり名刺を渡す機会は少ないとは思われがちですが、どんな時に名刺を渡し、愛用の名刺入れはどこのブランドなのかも一緒にご紹介します。
名刺入れを買おうと思っているんですけど、どんなのがいいですかね?
ノーブランドのシンプルなのがいいわよ。ほら、うちの会社うるさいからね!
グランドスタッフは、どんな時に名刺を渡すの?
グランドスタッフと言っても、名刺を持ち歩くのが必須ではない会社もあります。
私は日系の航空会社に勤務していたので、名刺の持ち歩きは必須。
と言ってもお客様に名刺を渡したのは、10年以上働いて数える程度でした。
名刺に電話番号を書いて、お客様に渡したことは勿論ありません。
お客様に「名刺を下さい。」と言われたら、
「げっ、何かやらかした?」と思ってしまうほど、
名刺にはいい思い出がないですね。
では、どんな時に渡すのか教えましょう。
クレーム対応の時
名刺を渡す=クレーム対応
と思っているグランドスタッフも多いのでは?
私の場合、特に責任者の業務が多かったので、カウンターの係員で対応が終わらない場合責任者としてお客様の対応をすることになります。
その時に、名乗って名刺をお渡しすることがありました。
一緒にいるカウンターの係員が名刺を持っていなくて、二度手間で怒られたり。
なんで名刺を持ってないの!!
またベテランじゃなくても、お客様対応をする場合があります。
私も新人の時に
出発地空港でお釣りを5000円多く返してしまったので、
到着地で、お客様を呼び出して回収して欲しい。
こんな依頼を受けて、お客様の対応したことがあります。
呼び出して回収だけなら、楽勝じゃん!と思いますよね?
でもお客様からしたら、そっちのミスじゃん?って感じですよね。
一生懸命内容を話して、返金をしてもらいましたが、
「とりあえず名刺頂戴。何かあったら連絡するわ」と言われて去っていきました。
その後、連絡はなかったので安心をした記憶があります。
研修の時
他空港の人との研修や、社外セミナーに参加することもあるので、その時は名刺を渡していました。
これはグランドスタッフだからという話ではなく、社会人としてのよくある行為ですね。
一応研修の時は、多めに名刺を持っていくようにしていました。
メッセージカードを書く時
これは同僚に渡すメッセージカードです。
名刺をメッセージカード代わりにして、あいているスペースにメッセージを書いていました。
お土産やプレゼントに付けたり、アルバムに入れたりと。
名刺って入社時にもらいますが、グランドスタッフとして使う機会は少ないのが事実。
それに部署異動や役職が付けば、また新しい名刺がもらえます。
古い名刺は処分するので、色々と活用していましたね。
どんな名刺入れを使っているの?
名刺入れも、腕時計と同じように華美ではない物が好まれます。
- シンプルなデザイン
- ぱっと見て、ブランド物ではない
- 金属製品がついていない
こんな感じですかね。
私が勤めていた会社は、名刺入れの色まで指定はありませんでした。
その為、私はお手頃価格でシンプルな薄ピンクの名刺入れを使ってましたね。
日本製の本皮で、3000円台!
またグランドスタッフ特有の事情として、制限エリア(ゲートサイド)に行く際は、グランドスタッフもお客様同様にボディチェックをするため、金属探知機を通ります。
カウンターからお客様をゲートまで案内することもあります。
その際ステンレス製や金属の装飾がついた名刺入れだと、金属探知機を通る時に金属反応が出てしまい再検査になり時間がかかります。
その為、グランドスタッフの名刺入れは革製がダントツ人気で、あとはプラスチック製の名刺入れを使っている人も見かけましたね。
あと個人的には、厚みの無い名刺入れがおすすめです。
名刺は普段、制服のジャケットのポケットに入れていましたが、夏は暑いのでシャツのポケットに入れることもあります。
ポケットにはペンや定規、メモ帳などもいれるのでパンパンに。
基本的に自分以外の名刺を入れることは少ないので、厚みは必要ありませんよ。
ブランドの名刺入れ
ブランドの名刺入れだとスマイソンやBONAVENTURAがを使っている人が多かった印象です。
シンプルなのに上品で、ぱっと見ブランド物と分からないところがおしゃれです。
IDケースに入れない理由
会社によっては、首から下げれるIDケースを付与されます。
そのケースには、制限区域で働くことが許可されているIDや社員証などを入れています。
名刺も一緒にいれてもいいのでは?と思われることもありますが、IDケースは頑丈な作りになっているので名刺をさっと渡せません。
しかもIDケースを落としたら始末書を書くことになるし、大惨事です。
中に入っているIDだけ、ぽろっと落としてしまった…という人も過去にはいます。
そのため、名刺は名刺入れに入れて持ち歩いています。
名刺は名刺入れからさっと出した方がスマートよね!
まとめ:『グランドスタッフも名刺入れが必要!』
繰り返しになりますが、私が働いていた日系航空会社のグランドスタッフは、
業務中に名刺を持ち歩くのが必須でした。
私の場合は名刺入れをロッカールームに保管して、勤務中に持ち歩けるようにしていました。
プライベートでは名刺を使う機会はほとんどないので、会社に保管です。
プライベートで渡したのは、入社したての頃。
初めての名刺で嬉しかったので、両親や兄弟、あとは親友に渡したっけ。
それ以来、会社のロッカーに封印していました。
- グランドスタッフも名刺入れを持ち歩いて、業務している
- 名刺を渡す機会は少ない
- 名刺を渡す場合は、責任者として対応した時が多い
- 名刺入れはシンプルで革製品がおすすめ
どんな名刺入れを買おうか悩んでいる場合は、入社してからでも遅くありませんよ!
名刺を使う機会が少ないのなら、安い名刺入れでいいですね!
そうね、お金をかけなくてもいいかもね!!
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