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よつ葉
    国内航空会社で10年以上勤務
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飛行機に花束って持ち込めるの?注意点は?

飛行機に花束って持ち込めるの?注意点は?

遠方で結婚式に参加した時に、花束をもらって持って帰るか悩んだ経験はありますか?

転勤で県をまたぐ時、もらった花束を持ちながら空港に向かう事もあるはずです。

旅先でプロポーズをされて花束をもらった人もいるでしょう。

せっかくもらった花束です。

途中で捨ててしまうのは勿体ないので、飛行機に持ち込んで家に持って帰りたいと考えている人も多いですよね。

しかし、新幹線と違い空の旅では色々と制限がかかってきます。

この記事の内容
  • 花束は機内に持ち込み・または預けることが出来るのか
  • 注意点はあるのか

空港で働いていた頃、3月になると空港でお見送りされる人をたくさん見てきました。

中には花束を持って、さよならをしている人も。

また私自身も、結婚式でもらった花束を飛行機に乗せて持って帰ってきたことがあります。

この記事の情報を活用し、是非花と一緒に空の旅を楽しんでみませんか?

よつ葉

空港勤務歴10年以上の筆者がお答えします。

もくじ

飛行機に花束は持ち込める?

まず国内線の場合、飛行機に花束は持ち込みも預けも可能です。

花束の大きさによっては手荷物として預けてもらいますが、飛行機に持ち込み可能のサイズの場合は、花束を機内に持ち込んでもらっています。

花束の種類も、生花・ブリザーブドフラワー・ドライフラワーなど様々ですが、

国内線は検疫もないので、どの種類でも問題ありません。


一方で国際線で生花を持って行く場合、植物検疫をする必要があります。

(ブリザーブドフラワー、ドライフラワーは国によって検疫有り無しが異なる)

花の種類によっては、到着地空港で没収もありえますよ。

よつ葉

国内線は、花束はOK。
国際線は、検疫が通ればOK!

花束を空港に持ってきた!どうしたらいい?

まず、花束と一言で言っても大きさは様々です。

手のひらサイズの花束から、顔が隠れるくらいのバラの花束まであります。

そのため、まずは花束のサイズを確認します。

飛行機に持ち込めるサイズは?

機内に持ち込めるサイズは、飛行機の座席数で決まっています。

座席数100席以上100席未満
サイズ合計:115cm以内 
それぞれ縦55cm×横40cm×長さ25cm以内
合計:100cm以内 
それぞれ縦45cm×横35cm×長さ20cm以内
合計重量10kg以内10kg以内

サイズがわからない場合は、空港係員がメジャーを持っているので図ってもらうことが可能です。

100本のバラの花束などは持ち込みは厳しいですが、通常サイズの花束なら持ち込めます。


また重さも制限がありますが、10kgを超える花束はなかなかのボリュームです。

バラ100本で約3kgですので、10kgを超えるとなるとバラ約300本にあたります。

このくらいの大きさの花束は持ち込みOK

持ち込むのと預けるのどっちがいい?

花束は、とても繊細で崩れやすいです。

そのため、サイズが規定内の場合は飛行機内に持ち込むことをすすめています。

サイズが超えてしまう場合は、貨物室に預けることになります。

紙袋にいれたまま預けると潰れてしまうので、航空会社によってはケースに入れてくれることもあります。

JALやANAは小型楽器用ケースがあります。

当日空港にこのケースの在庫があれば、これに花束を入れて預かったりしたこともありますよ。

よつ葉

貸し出しは無料だよ!

出典:ANA

預けて崩れても補償はない

きちんと梱包しても、暑さでしおれたり振動で崩れたりすることがあります。

基本的に補償はしてくれませんので、ブーケなどこの先結婚式で使う大切なものは機内に持ち込んでください。

廃棄することもできる

花束を貰ったけど、飛行機に持って行って移動するのは嫌だな~と思っている人も中にはいます。

ゴミ箱に捨てるのは心が痛むし困った場合は、係員にあげてください。

「花束をもらったけど、荷物になるので持って帰れない」など理由をつけて係員に渡してくれると、大切に事務所に飾っておきますよ。

花束を持ち込む際に注意点

花束は機内に持ち込みできますが、キレイな状態を保つには注意点があります。

花束を機内に持ち込む際の注意点を挙げてみました。

  • 水などが漏れないように適切に包装する
  • 足元に収納するか、上の収納棚にしまう

水などが漏れないように適切に包装する

花束を持ち歩くときは、真っすぐ持つようにしましょう。

花束には、茎の部分に水やゼリーが入っています。

きちんと持たないと水がこぼれてしまい、他のお客様の迷惑になる場合があります。

紙袋に入れたり、きちんと梱包した上で持ち込んでください。

足元に収納するか、上の収納棚にしまう

飛行機の機内に持ち込んだ花束は、足元のスペースに収納するか上の収納棚にいれることになります。

ベルトサインが消灯時は手に持っていてもいいですが、基本的には収納することになっています。

収納する時は花束を横に寝かして収納することになりますが、花が下にならないよう注意してくださいね。

また座席上の収納棚は他のお客様も使います。

離発着や揺れの影響で、他の荷物に潰されることもあります。

心配なら足元に収納するのがベストです。

家に着いたら

飛行機の中は乾燥しています。

生の花束の場合、水分不足に陥っている可能性もあるので帰宅後は速やかに生けてください。

花瓶がなくても、ペットボトルやコップに水を入れて生けてくださいね。

花束をそのままにしておくと、花色が悪くなったり枯れる原因になります。

まとめ:『飛行機に花束は持ち込めるし預けられる』

国内線の場合、花束の種類に関係なく飛行機の中に持ち込み・貨物室に預け共に可能です。

ただし、航空会社の持ち込み規定サイズを超えた場合、預けてくださいね。

JALやANAはケースに入れて預かってくれることもありますが、LCCなどはそのようなサービスがありません。

また飛行機に持ち込む場合は、水が漏れないよう梱包をし、決まった収納場所にしまってくださいね。

国際線の場合は、植物検疫で問題なければ生花を持ち込めます。

ただし到着地空港の検疫で持ち込めないとなった場合は、その場で廃棄することもあるので注意してください。

花束をもらう機会はそう多くはありません。

是非キレイな状態で到着地まで持って帰れるよう、機内でも気にかけて大切に持っていきましょう。

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