ANA国内線の上級クラスであるプレミアムクラスには、お食事の提供があります。
10時59分以前の出発便は朝食、11時以降の出発便は昼食・夕食と時間帯によって提供する内容が分かれています。
また飛行時間の短い路線においては、時間帯にかかわらず「茶菓」の提供をしています。
しかし毎回フライト中にお腹が空くとは限りませんよね。
出発前に食べたり、到着してから外食する予定があったりすることもありますよね。
そんな時は、食事を持ち帰りたいと思うことがあるはずです。
- ANAのプレミアムクラスの食事は持ち帰れるのか
- 持ち帰れない場合は、返金できるのか
今回は、【ANAのプレミアムクラスの食事が持ち帰れるか】を中心に疑問を解決していきましょう。
ANA国内線の食事は持ち帰りできる?
ANAの機内食は、基本的に機内で食べて頂くことを前提に作られています。
しかしお客様から希望があれば機内食の種類によっては、持ち帰りが可能です。
機内食の種類って?
ANAのプレミアムクラスの機内食は、路線ごとに提供内容が異なります。
お弁当として提供される路線もあれば、陶器に入れて提供することもあります。
そして、全ての機内食は出発地空港で作られているわけではありません。
地方空港発の場合は、前日の最終便に冷凍保存をして搭載したりしています。
『機内食』と一言で表しても、作ったり保存する工程が異なります。
そのため、持ち帰りできるのは一部の路線の食事のみなのです。
陶器に入っている食事は、基本的に持ち帰りができないよ
機内食を持ち帰るにはどうしたらいいの?
機内食を持ち帰りたい場合は、客室乗務員に確認を取りましょう。
その時の機内食の搭載方法や種類によっては、持ち帰りが可能です。
客室乗務員が持ち帰り用の袋を用意してくれます。
原則客室乗務員からはお弁当の持ち帰りの提案はありませんので、必ずあなたご自身で確認を取りましょう。
持ち帰る場合は自己責任
機内食を持ち帰ることが出来た場合、客室乗務員から保存方法や消費期限の案内があります。
そして当然ながら機内で食べる食事を持って帰っているので、その先は自己責任になります。
茶菓は持ち帰り可能
短路線のANAプレミアムクラスでは、お弁当の提供がなく茶菓の提供になります。
茶菓の内容はナッツやお菓子類になり、お持ち帰りの袋に入れて渡されることも。
また食事の路線も、最後にナッツなど個包装のお菓子が出されることがあります。
それらのお菓子類に関しては、持ち帰ることが可能です。
私も実際に持ち帰ったことがあります
機内食を食べない場合、お金は返ってくる?
機内食は食べない、でもお持ち帰りも出来ないと言われた場合、機内食分のお金は返金してくれるのでしょうか?
答えは、NOです。
お客様都合の返金はできません。
客室乗務員が提供中にこぼして提供できなくなった、そもそも機内食の搭載が足りないなどの場合は、出発地または到着地空港での差額の返金があります。
私も以前、ANAプレミアムクラスにアップグレードしましたが『機内食の搭載ができない』と言われ、その分の差額を返金してもらった経緯があります。
ANA都合で機内食を食べることができない場合の対応については、【ANAプレミアムクラスに乗ったのに食事なし!対応方法は?】の記事にまとめています。
まとめ:『ANAプレミアムクラスの食事は、持ち帰り出来る場合あり』
ANAの国内線の最上級クラスであるプレミアムクラス。
機内ではアルコールが飲めたり、座席間が広かったりと人気な席です。
そして、短路線を除き機内でお食事がでるのも魅力の1つです。
しかし時には、お腹が空いていなく食事はいらないな…となることもありますよね。
そんな時は、食事の持ち帰り可能か客室乗務員に一言確認を取ってみましょう。
一部機内食は持ち帰りが可能のため、お持ち帰り用の袋を用意してくれます。
ただし全ての路線で食事の持ち帰りができるわけではないので、客室乗務員にお断りされたら大人しく機内で食べるか、潔く諦めてください。
なおANAのプレミアムクラスで食事を食べないからと言って、返金を求めてもできません。
きちんとルールがあると知ったうえで、プレミアムクラスでの空の旅を楽しんでくださいね!
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